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環境パイル工法

建築技術性能証明 環境パイル工法

環境パイル工法とは

自然木を利用した環境パイル工法は環境にやさしく施工性に優れ、コストパフォーマンスの高い第三者認証工法です。

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環境パイル工法の特長

環境パイル工法とは、木材で家を支える「環境にやさしい地盤改良工法」です。
高品質な防腐防蟻処理を実現することで、「腐食しない」「蟻害しない」高耐久性を実現しました。
古来からある伝統工法ですが、支持力機構を明らかにすることで、第三者認証を取得しております。

  • 間伐材の有効活用として、部位(環境パイル)がエコマークを取得

  • 鉄、セメントに比べ1棟あたり10tのCO2を削減

  • 従来工法と比べ短工期、低コストを実現

環境パイル工法、環境パイルS工法の建築技術性能証明

環境パイル工法 建築技術性能証明 GBRC性能証明 第09-07号 環境パイルS工法 建築技術性能証明 GBRC性能証明 第11-29号

環境パイル工法、環境パイルS工法の適用範囲

環境パイル工法、環境パイルS工法の適用範囲の表

POINT部材及び工法で第三者認証取得

環境パイル工法と環境パイルS工法は、一般財団法人日本建築総合試験所による建築技術性能証明を取得しています。また、地盤補強に使う部材は木材保存剤の安全書類を提出の上、エコマークを取得。さらに全ての部材にJAS製品もしくはAQ認証品として認証マークと製造年月を記載しています。

  • (一財)日本建築総合試験所
    GBRC 性能証明取得

  • 使用する全ての地盤補強剤には
    AQ認証マーク・製造年月を記載

  • 地球に優しく安全性の高い
    部材を使用しています

POINT2種類の形状と4種類の材長で現場のニーズに対応

環境パイル工法と環境パイルS工法は、円柱(ロータリー)タイプとテーパー状(皮むき)タイプの地盤補強材を定型化することで設計常数を確立しているので常に的確な設計が可能です。地盤補強材の径は4種類、長さは4種類あり最大施工深さも12mまで対応(Φ120mm・Φ140mmに限る)、軟弱地盤に対しても広範囲に適用できます。

  • 円柱(ロータリー)タイプ

  • テーパー状(皮むき)タイプ

POINT環境負荷を低減し地場の木材も使用可能

セメントや鉄を用いた地盤改良を木材に置換することにより、1棟当たりのCO2を約10t削除でき、施工材料による六価クロム等の環境汚染の心配もありません。また地場の木材も利用できるので地産地消への貢献が可能です。

POINT優れた施工性とコストパフォーマンス

現場でも優れた支持力を確認。確実な施工を可能にしています。従来工法と比べ追加費用がかからず、工期も短縮できるためコストパフォーマンスも期待できます。耐久性促進試験(日本工業規格JIS K 1571を応用)で60年以上は耐久性に問題がないと試算されています。また、引き抜き・撤去が可能なため土地の価値を下げません。

他工法との工期比較グラフ 耐久性テストの試験前(処理済)・試験経過後の比較画像

環境パイル工法、環境パイルS工法の施工手順

環境パイル工法は粘性土地盤、砂質土地盤(礫質土地盤を含む)での施工が可能で、土質を選ばず短工期での施工を実現しています。また、施工は打設時の振動や打撃音等の騒音はありません。

1 地盤補強材の建込 地盤補強材を吊り、杭芯に合わせます。→2 地盤補強材セット 地盤補強材芯に合わせ、鉛直性の確認をします。→3 圧入 地盤補強材を無回転圧入します。→4 地盤補強材の接続 最初の地盤補強材を貫入し終えたら、2本目は順次、継ぎ足し圧入します。(継ぎ足しがある場合のみ)→5 打ち止め管理 所定の打ち止め深度に達したら、圧入力を一定とし、試験杭から得られた目標値以上であることを確認し、打ち止めとします。→6 完了打ち止め完了後、所定の高さで、頭部処理を行ない完了です。

環境パイル工法、環境パイルS工法と他工法の性能評価比較

環境パイル工法、環境パイルS工法と他工法の性能評価比較表

環境パイルの耐久性について

地中で杭を使用した場合、地表に出ている杭とは異なり、耐久性が大幅に向上します。それは、地中部分は劣化の条件である酸素が遮断されることにより、劣化しにくくなっているためです。
(環境パイルは辺材を使用しておりません。全て芯持ち材を使用しております。)