砕石
暮らしの安心を支える
ECO GEOとは
「現場での施工」が品質に影響
砕石を用いる地盤改良は、従来からのセメントや杭を使う工法のように「固形物」で支えるわけではありません。そのため、「現場での施工」が品質（強度）に大きく影響します。
世界初！
EGケーシングが、壁面の崩壊を防止
砕石を用いる地盤改良技術では、軟弱地盤や地下水の多い砂地盤などを掘削すると、穴の壁面が崩れやすく、設計（深さ、直径、砕石量）どおりに砕石を詰め込むことが困難でした。
この課題を抜本的に解決したのが、新開発の「EGケーシング」です。従来、住宅の砕石地盤改良工法において「ケーシング」（鉄の筒）を使うことは不可能とされてきましたが、エコジオが世界で初めて実用化に成功。このEGケーシングにより、穴の壁面の崩壊を確実に防ぎます。
土が混ざると、砕石杭が弱くなる。
EGケーシングが穴の壁面の崩壊を防ぎます。
エコジオ工法では、専用の特殊な「ＥＧケーシング」を使い、掘削した穴の崩壊を防ぎながら施工できます。
そのため、周囲の軟弱な土が混ざらず、設計通りの強さを発揮する砕石杭を施工することができます。
- 標準貫入試験用サンプラー（レイモンドサンプラー）による土質試料採取状況
-
-
壁面が崩壊する可能性がある。特に、液状化しやすい砂地盤など。
-
砕石へ、軟弱な土砂が混ざる。
-
設計通りの支持力や、液状化対策のための透水性の確保が困難。
-
- 標準貫入試験用サンプラー（レイモンドサンプラー）による土質試料採取状況
-
-
EGケーシングが壁面の崩壊を確実に防止。
-
砕石は、EGケーシング内を通り、最下端から押し出される。
-
砕石だけを確実に締め固めることができるため、設計通りの支持力、透水性を確保。
-
周囲の地盤が緩むと、砕石杭が弱くなる。
EGケーシングが周囲の地盤を緩めず締め固め。
エコジオ工法では、「EGケーシング」で穴の崩壊を防ぎながら施工するため、周囲の地盤の緩みや乱れを防ぎます。
また、EGケーシングは一面が平らな筒形状のため、掘削時の回転による周囲の地盤の締め固め効果も期待できます。
厚い層厚では、砕石が締まらない。
大きな圧力・薄い層厚（10cm）で締め固め。
エコジオ工法では、砕石を締め固めるための「先端スクリュー」を、重さ約10トンの地盤改良機を使い、油圧モーターで決められた圧力をかけながら、層厚10cmで締め固めます。たとえば、3mの砕石杭なら、30層に分けて締め固めます。この方法により、ムラがなくよく締め固まった砕石杭の構築が可能となりました。
地表面の地盤を乱すと、支持力が弱くなる。
専用の「プレス円盤」で、地表面の緩みを防止。
エコジオ工法では、エコジオ工法専用の「プレス円盤」を地盤改良機（約10ｔ）で地表面に強く押さえつけ、砕石杭の周囲の地表面付近の地盤の乱れやゆるみを防ぎます。
施工技術が品質に大きく影響してしまう。
アラームで、所定の締め固め圧力、層厚を確保。
砕石の締固め層厚、締固め圧力の達成をアラームでお知らせ。経験が少ないオペレーターでも安定した品質を確保できます。
業界初の「自動運転」で、属人性を完全排除。
業界初となる砕石の締め固め作業の「自動運転」を実現。オペレーターの勘や熟練度に頼ることなく、高品質な砕石杭の施工が可能です。
砕石杭の品質は、地表面では確認しにくい。
10cmピッチで、砕石の締め固め圧力を確認。
エコジオ工法では、すべての砕石杭で10cmごとに砕石の締固め圧力を表示・記録します。そのため、施工した後、砕石の締め固め圧力を10cmピッチで確認できます。
施工記録の信頼性、安全性は…？
施工記録の暗号化により、信頼性を向上。
